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メイキング着付け

着物の着付けは、友人の大森くんにお願いしました。彼の会社Bigwoodは、映画やテレビ番組の衣装の仕事をしているため、膨大な量の着物を所有しているのです。ちょっとおしゃれな普段の着物で、バッグと調和するようなものを、ということでベージュ系の落ち着いた紬を選びました。着物に合わせた帯が素敵で、うっとり見とれてしまいました。帯と下駄は、なんと八千草薫さんが一度身につけたものとのことです。「若い人が地味な色を着るのだから…」と、うす紫の半襟と、ちょっと崩したような帯の結び方で、すこし華やぐようバランスを取ってくれました。大島さん、すごく似合っていました!

メイキング着付け

Bigwoodのある田端からタクシーで千住へ戻ってきました。北千住駅東口方面の、石畳のある邸宅の前で撮影させて頂きました(以前「千住散歩」で見つけたのです)。ただ古風な作りというだけでなく、綺麗にしてあるのが素敵でした。近くにある質屋さんの佇まいといい、千住にこんなところがあったというのは、本当に驚きです。

メイキング着付け

4丁目に戻ってきて、竹松くんと合流しました。長圓寺の境内にある蔵の前や蕎麦屋さんの店内、八百屋さんの店先、宿場町商店街…ぜんぶ渡邊鞄の近所です。
渡邊鞄のバッグがこんな風に、どこかの街角で、その人の生活に馴染むようにして使われてたらいいなあ…とイメージが膨らみます。
ご協力くださった皆様、どうもありがとうございました。