ミラノ

初日はミラノでした。ミラノ中央駅は、旅行中に見た中で一番素敵な駅でした。立派なドーム天井!
ミラノ中央駅
ミラノ中央駅のドーム天井
街を横断するトラムに魅かれて、行き先もわからずに乗って適当な停留所で降りると、チャイナタウンでした。チャイナタウンのカフェでホットミルクとクロワッサン、エスプレッソとハムサンドを食べました。すごく本格的なパンの焼き加減で、ハムも美味しかったのでびっくりしました。
チャイナタウンでの朝食
チャイナタウンでの朝食
スコルツァ城も素晴らしかったですし、有名なガレリアの中でプラダに入ったりカフェを覗いたりしましたが、歩いていて一番楽しかったのは、ブレラ通りというところでした。小さなブティックが軒を連ね、どのお店もディスプレイがそれぞれに工夫されていて、活気があり、わくわくしました。カフェやレストランも、店内と路上との境界が曖昧というか、店のにぎやかな雰囲気がブレラ通りの外まで溢れ出して街と一体になっている感じがして、良かったです。
BRERA通り
BRERA通りの入り口
ブティック
こういう小さなブティックがたくさん
エルメスの生地を売る店
この店はエルメスの生地を扱っていました
ブレラ通りの中ほどに、美術学校らしきものがあり、入ってみても問題無さそうだったので、校内を見学しました。彫刻をする学生、ファッションの古典の講義をしている教室、廊下の壁際でおしゃべりしている学生、シルクスクリーンを刷っている学生、植物の豊かな中庭、その中庭で話す教授と学生、古い校舎、奥に併設されている植物園など、「なんだか良いなあ」としみじみ感じました。ブレラ国立美術学校というところだったようです。
美術学校
美術学校の校内
狩野さん(メンズバッグのデザイナー)に旅行前に教えてもらった、運河の方へも行きました。川沿いの通りも、面白いお店がたくさんありましたが、横道を入ったところにあるアパートでは、小さな工房をいくつも見つけました。絵画や額縁や洋服など、いろいろな工房がありましたが、どこも窓から覗けるようになっていて、ずっと飽きずに日が暮れるまで歩き続けてしまいました。
運河沿いの店
運河沿いにあった、写実絵画の工房